2017年上期に4度目の調停(養育費)が終了しました。
www.yamapiroom.com 一つ目の案件が決定するまで約2年も掛かってしまいました。
相手方の欠席があったり、相手方の取下げがあったりと「振り回された」感じです。
改めて調停を自分から申し込む
私から2度目の「面会交流」の調停を申し込みました。
すでにこの時、子どもと最後に会った日から2年以上が経過していました。
最後に会った時は、公園に遊びに行きました。
その時は子どもと別れる時に「今度はザリガニを取りに来ようね」と約束をしました。
しかし、2度目の面会をしようと元相方に連絡をしたのですが連絡が途絶えました。
それ以降、子供の情報は一切教えて貰っていませんでした。
私には調停を起こす意外どうする事も出来ない状況でした。
自分の要望、過去の経緯をハッキリと伝える
さて調停日の当日ですが「私の期待に反して?」
相手方は調停に出席して来ました。私は「また当日にキャンセル」もやむなしと考えていました。養育費も正式に決まった事だし、相手方も少しは考える事があったのだと思います。
今回は私が申立人なので先に調停委員の方に事情を説明することになります。
私は今までの経緯と要望を説明します。
①養育費の額が正式に決まったのは最近であるが、離婚後ずっと自主的に払っている。
②今後は調停で決定した金額の支払いを継続する。
③養育費と面会交流の権利は別物であるも密接な関係がある。
④月に一度程度の定期的な面会が実施されれば、調書で決まった金額以上の応援はするつもりである。
⑤実際に小学入学時にはお祝い金を振り込んでいる。
⑤正当な理由もなく「子どもに会わせない」と言うのは納得が出来ない。
⑥子どもの将来的な事を考えてお互いに妥協する必要がある。
15分程で自分の考えを伝えました。
短い時間でしたが、自分の言いたい事はすべて言い切り控室に戻りました。
私の想い
この時、私の頭の中には2つの考えがありました。
1つは「根気強く交渉」
もう何が何でも「子どもに会わせる」と相手が言うまで粘り強く調停を続ける。
実際に2年近くも面会交流調停を続けてる人がいると聞いていました。
1つは「諦め」
もう今まで出来る事はやってきたし、もうこれ以上は何も出来ない。それに精神的にも疲れきってしまった。
この2つの考えが交互に浮かんでくる状態でした。
膠着した状態の中、調停員からアドバイスは。。
15分程すると調停委員の方が控室の私を呼びに来ました。部屋に入り相手方の主張を聞きます。
①「子どもをお父さんに会わせる事は必要と思っているけど、子どもが会いたくないと言っている」
②「お父さんから毎月養育費を貰っている」と子どもに伝えてある。これが相手方の言い分でした。
今までの経緯を考えると到底信じる事など出来ませんでした。何故なら実際に私が子供から直接聞いた訳ではないからです。しかし、本人に会えない以上確認する手段がありません。
「やっぱりそうきたか。。。」思った通りの返事が戻って来ました。
もう調停委員の方も「お手上げ状態」になっているのが解ります。ここで委員の方は「私を説得する」ように流れを切り替えたようでした。
「子どもはまだ小さいから自分の意思で行動出来ないけど、大きくなったら必ず、お父さんのところに会いに来ますよ」「男のだから絶対に大丈夫ですよ」「本当はお父さんに会いたがっているけど、お母さんに気を使っているかも知れないですね」「毎月の養育費に必ず感謝してるはずですよ」「ここは毎月定期的に会うと言うより手紙等で少しずつやりとりしたどうですか?」等々、話をまとめに来ました。
私は言葉にはしませんでしたが、心の中でつぶやき考えました。
「そんな将来の事なんか誰にも解らないって」「調停が膠着状態になったから無難にまとめてきた感じがする」「養育費を一括で払ったところで子どもに定期的に会える保障なんかは一切ない」「自分が子どもの立場だったら大きくなって、お父さんに会いたいと思うかな?」「もうこれ以上粘っても時間の無駄かな?」
既に「根気強く交渉」すると言う気持ちは無くなっていました。
「したら今の自分に出来るベストの答えは何なのか?」に頭が回転していました。私は自分の考えを整理したく「一度、一人で考えさせて下さい」と調停委員の人に言って控室に戻ることにしました。
やっと確定した面会交流の内容
私は改めて自分の考えを整理しました。
実際、どんな約束したって「子どもが会いたくない言ってる」言われたらお手上げ。
ならばもう妥協しても「今の状態よりプラスになれば良い」と切り替えました。
今の状態とは極端に言えば「子どもの生死すら不明」な状況です。
具体的には今後、
①「年に数回でも子どもの成長がわかるように写真を送って貰う」
②「年に数回でも私が子どもに手紙を送る」
③「その手紙を元相方が必ず子どもに渡す」
④「子どもが私宛に手紙を書くことを妨げない」等々。
30分ほどすると調停委員の方が私を呼びに控室に来てくれました。私は自分の考えを伝えました。
過去に同じような案件があったようで、調停委員の方から色々とアドアイスを貰います。結果、私の最終的な要望は以下の内容で相手方に伝えて貰うことにしました。
①「年に4回、私が子供宛に手紙を送る」
これは、毎月だと書くネタもないし、季節の変わり目のペースで良いかな。
②「年に2回、子どもの成長が解る写真を送って貰う」
今なんて生死も不明。こどもの成長が解れば十分。
③「子どもが私宛に手紙を書きたいと言ったら、それを妨げない」
の3点でした。
私は再度部屋を出て控室で待機することになりました。調停委員の方が相手方に要望を伝えてくれています。
控室で「この内容だって、今の状態を考えれば大きな進歩だよな」と何度も何度も自分に言い聞かせました。改めて部屋に呼ばれます。
おおまかな部分で相手方が「OK」を出したとの事でした。正直内容的には満足行くものでは決してありません。
手紙だって送ったところで、「子どもの目に入らないで隠される」可能性もある。
けど、それでも自分が送った手紙の内容を写真で保存しておけば、いつか子どもに会った時に「お父さんは定期的に手紙を送っていたんだよ」と言える。
それに「写真を送って貰う」と調書に入れておけば、もし仮に「相手方が債務不履行」でもこちらは履行請求が出来る。今までの経緯と現状を考えれば前に進んだ感じです。
この後、若干の内容修正も入りましたが、5度もの調停は終了しました。
初めての調停から既に2年半も時間が経っていました。
最後まで読んで頂きありがとうございます。