養育費を一時的に減額 4度目の調停の始まり

2016年度中期に3度目の調停(慰謝料)が終了しました。

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結局、過去3度の調停はお互いに時間を無駄にした気がします。

いまだ「養育費」「面会交流」の問題が解決していません。

当時の状況としては養育費は算定表に基づき自主的に4万円を月末振り込み。

もう既に子どもに会えない期間は丸2年を経過。

そのような状況の中で私は定期的に「月に一度位は子どもに会いたい」と簡単な文面を相手方に郵送していました。

そして、それに対する相手方の返事は「警察への電話」でした。ようは「私の手紙がプレッシャーになるから止めて欲しい」と警察に電話をしたんです。

もうこうなってくると、どうにも手の打ちようがありません。。。

 

一時的に養育費を減額して振り込む

自分からは何のアクションも起こせない状況です。

相手方にアクションを起こすように差し向けるしか方法はりません。

いたしかたなく私が取った行動は「養育費を少なく振り込む」と言う行動でした。

これは苦肉の策でした。

具体的には金額を2万円をマイナスして月に2万円の振込みにしたんです。

そうする事によって「相手方から何らかのアクション」が来ると思ったからです。

「子どもには申し訳ない」と言う気持ちで一杯でしたが「定期的に会わせない相手方が悪い」と自分自身に言い聞かせました。

そして金額を減らしてから相手方から連絡が来たのは約半年後でした。

しかもまた「調停」と言う形でした。

申立書には「勝手に金額を減らされた」と書いてありました。

「勝手も何も」と思いましたが、形はどうあれ「話し合いのテーブルにつける」と言う当初の目的は達成しました。

 

養育費と面会交流のセット提案を希望するも。。

 今回の調停は相手方から起こされた「養育費」の案件でしたが私は調停の中で「面会交流」もセットとして話す事にしていました。

相手方が協力してくれるかは解りません。

もし協力が得られないなら改めて「面会交流」の調停を起こすことになります。

そのような気持ちで4度目の調停に臨むことになりました。

なお、調停がスムーズに進むように過去2年分の源泉徴収票と直近数ヶ月の給料明細を持参して行きました。

「1度目の調停」「3度目の調停」で対応してくれた同じ調停委員の方です。
もう変な意味で顔見知りになっています。

最初に「今回の案件はあくまで養育費ですが、可能であるならば面会交流の件とセットで考えたい」旨を申立人に伝えて欲しいと話しました。

「養育費」と「面会交流」の権利は別の権利と解っていますが、これは密接な関係。

調停委員の方も当然にその関係は解っており「申立人に相談します」との事。

一旦部屋を出て15分程して再度調停室に呼ばれました。

そして「残念ながら申立人の返事は駄目でした」と伝えられました。

つまり「今回は養育費のことだけしか話したくない」との事でした。

この時点で既に「私が子供に会わせて貰えない」と言う期間が2年過ぎていました。

その理由も曖昧な返答でハッキリしていません。

 

私からの必要最低限の提案

なので私は割り切り以下のように説明しました。

①算定表だと私の支払い金額は4万円前後。

②なので離婚後は4万円を自主的に支払い一度も支払いが遅れたことはない。

③小学校の入学式には数十万円のお祝い金も振り込みしてる。

④振込みしたお金を何に使っているか一切教えて貰っていない。

⑤子どもに2年以上会わせて貰っていない。一切子どもの情報がない。

⑥月に一度の定期的な面会交流が出来ていれば最低でも5万円は払うと何度も調停の場で説明している。

⑦今回、一時的に2万円に減らしたのは上記の理由があったからである。

最終的には「私はもう今の状況を考えたら3万円しか払えません」と伝え、判断を裁判官の方にまかせました。

理由はどうあれ「子どもの為に4万円払ってください」と言う結論だと思っていたからです。

しかし結果は月に3万円と言う金額になりました。私、正直ビックリしました。

色々な事情が考慮されて減額された金額になったのだと思います。

一瞬「もう1万円払う」と言おうと思いました。

けど、、、、「もうそこまで相手方のペースに付き合いたくない」

「この事実を受け止めて色々な事を考えて欲しい」

そう思ったので、喉元まで出そうになった言葉を飲み込みました。

 

 やっと確定した毎月の養育費

こうしてやっと「養育費」の問題が解決しました。

調停委員の方より「内容を読み上げて確認したいので、申立人の方と同席出来ますか?」と聞かれました。

「元相方は私と同席して構わない」との事でした。私は少し悩みました。

「向こうは金額が少なくなったとは言え、子どもが成人するまでの保障」は確保したので目的は達成しています。

今回は相手方から起こされた調停とは言え私は「面会交流」も含めて話し合いを進めたかったと言う気持ちが強かったのです。

元々、養育費は「証書があろうが無かろうが」支払うつもりでいたので、自分には何の前進も無い状況です。

もし仮に同席したらその場で「何で子供に会わせてくれないの?」と問いただしてしまう自分を想像しました。

今でも「多少子どもぽかったかな?」なんて思うけど「残念ですが今回は同席出来ません」と伝えました。

なので調書の内容はお互いが調停室に入れ替わって確認となりました。

半年程減らして支払っていた金額分は「遡って払って欲しい」との事だったので支払う旨も約束しました。すべて解決しました。

 

調停を終えて

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後日郵送で送られてきた証書には下記の事が記載されていました。(一部要約)

1、当事者間の子どもが満20歳に達する日の月まで指定した口座に3万円を振り込む。

2、振込み手数料は相手方(私)の負担とする。

3、子の進学、病気、事故等特別の出費が必要な場合は当事者間で別途協議する。

この内容について相手方が満足していないのは解っています。絶対に金額が少ないと思っているはずです。

けど「私に子供を私に会わせなかった事の事実」がマイナスになって3万円と理解しているはずです。それに対して私も、金額が十分で無いのは解っています。

けど今までの経緯もあり「もう最低限の事しか子供の為に協力したくても出来ない」と言う感情があります。

自分でも大人気ないと思っていますが、お金の使われ方や、子どもの情報が何も無いとそんな気持ちになるもんです。

今、こうしてブログを書いているのが「2019年3月末」です。これから来月分の養育費を振り込みに銀行に行きます。

私には元相方に伝えていない事があります。もう子どもが成人するまでの10年数年分の養育費は貯金しました。一括で払うことも可能です。

また将来的に「子どもが大学に行きたい」と言ってきたら全額は無理にしても援助はしたいので少しずつ貯めています。

本当は話した方が安心するのも解っているけど今の状況では。。。。

「しょうがないよな」と自分自身に言い聞かせてます。

 

最後まで読んで頂きありがとうございます。