相手に欠席されるとどうにもならない 調停のデメリット

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調停にメリットがあるようにデメリットも当然にあります。

 

1、「相手に欠席されるとどうにもなりません」

もう、これにつきます。私も数回経験しています。

自分が申立人(不服があって調停を起こした側)の時も、相手方(調停を起こされた側)の時もありました。

私の場合は事前に「相手」が参加出来ないと言う情報が一度もありませんでした。

当日、裁判所の控室で待機してます。

調停委員の方に呼ばれて調停室に入ります。

そこで「今日は相手方が来れないと連絡ありました」と言われて初めて知ります。

これはとにかく「精神的に辛いです」

「俺は今日の為に仕事を半日休んで来たけど、この無駄な時間は何だったの?」

「次の調停まで何の進歩も無いじゃん。。。」と言う気持ちになります。

相手方が来れない理由もハッキリ解りません。

「体調不良みたいです」とか「前日になって過去のモラハラや嫌な思い出がフラッシュバックして気持ち悪くなったみたいです」なんて言われるかもしれません。

言われても確かめるすべは無いですし、本当かどうかも解りません。

中には「一度位は休んで、相手に嫌がらせをしてやる」と言う人もいると思います。

なので、調停を起こした段階で「相手が欠席するかもしれない」と言う前提にたって望むのがベストだと思います。

調停によっては相手が数回欠席して「審判」が出る案件もあるし、離婚に関しては調停前置主義の原則があるので決して無駄ではないです。

「不服がある」と言う意思表示だけでも意味はあると思っています。

 

2、「時間が掛かる」

調停は月に1度のペースで行われます。

お互いに和解出来るような関係になれば数回で済むケースもあると思います。

しかしお互いに意見、主張が対立すると半年は掛かると思って下さい。

私が調停委員の方から聞いた話しでは「面会交流の案件で2年近く続けている夫婦がいます」と教えて貰いました。

 

3、「調停が開かれるのは平日」

実際、この平日に休むと言うのは大変でした。

自分でスケジュール調整出来る営業やフレックス制度のある会社ならまだしも、8時~18時の内勤の人なんかは。。。

しかも月に1回のペースで連続してお休みを取らないとなりません。

休む理由を聞きたがる会社の上司もいるでしょうしね。

 

調停の案件を個別に見ていけば更に細かい部分も出てくると思いますが「大きなくくり」で考えるなら上記の3点がデメリットになるかと思います。

実際に経験した立場で言うならば、やはり「相手に欠席される事」が一番精神的なダメージがありますね。

 

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